東京・国際弁護士・英語対応の中村法律事務所

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やるべき、やらないべき?!PTA会長職の真実~4児の父として~

2023.5.11 事務所紹介

 

代表弁護士の中村です。たまには小難しい法律の話ではなく、私のプライベートについて書いてみようかと思います。

4児の父で、最近までPTA会長をしていました!


私は4児の父で、現在上は小4、下は生後4か月です。法律事務所の代表として日々仕事をこなす傍ら、子育てにも積極的に関わっています。朝は幼稚園の送り、夜は子供の寝かしつけなど、会議の合間を縫っては子供たちの成長をできるだけ見守るようにしています。

そんな中でここ最近一番力を入れてきたのが、PTA活動。皆さんもよくご存知かと思いますが、公立の小学校に通うと、いつでもついて回る話がPTA。役員やらお手伝いやら、何かしらの形でPTA活動に参加を余儀なくされます。共働き世帯が多い世の中、昔の価値観で存在をし続けているPTAという組織自体に疑問を呈する風潮がありますが、私の住んでいる地域では依然として活発なPTA活動が存在しています。

PTA会長をして感じたこと

そんなPTAにちょっとしたきっかけで2021年から参加することになり、2022年度は会長まで務めることとなりました。そこで私が実際にPTAに関わった2年間でどんなことを経験し、感じたのかをお伝えしようと思います。

まず1つ目として、皆さんが思うのは「代表弁護士として忙しいのに、会長職をこなすのは大変ではないのか?!」ということ。

この点ですが、PTA活動は年間でスケジュールが決まっています。そのため、事前に仕事の予定と調整をすることができるので、意外と仕事との両立ができます。また、会長の参加が必要な会合と、会長以外の本部役員の参加でも可とする会合があるので、後者については役員間で手分けして参加してもらうことで、会長としての負担を軽減することもできています。PTA本部の仲間との信頼関係の構築がとても重要ですね。

そして2つ目として、PTA会長をやったことにより自身の子どもたちに変化があったのか?という点にも触れたいと思います。

私の場合、PTA役員を務めたおかげで、家での子どもとの会話の質が良くなりました。例えば、PTAの会議で学校に行っていた日の夜、家族でご飯を食べているときに、私が子どもに「今日お父さん学校にいたんだよ。」と言うと、子どもは「え?!なんで?」と興味津々に聞いてきます。そこからPTA活動の話になり、学校の行事の話に繋がり、そこからさらに友達や授業の話に自然と広がっていくのです。

PTA役員をやることで、子ども目線での学校生活を実感することができ、子どもにもそれが感じ取れるのか、親との距離を近くに感じてくれるような気がします。

グータッチをするPTA


また、課題を解決するという姿勢も子どもに教えられると思います。例えば私の学校では、生徒たちの登校時の挨拶が元気がないことが指摘されていました。コロナだから、朝だから、と色々な理由は挙げられますが、挨拶は社会に出ても基本ですし、元気に声を出す習慣を子どもたちには身につけてほしいものです。

そこで、私たちPTAは、PTA本部内でその課題解決のためのアイディアを募りました。そして、朝の登校時に、自分たちが校門に立ってあいさつ運動をする際に、グータッチで挨拶をすることにしました。声がでなくても、身振りでまず行動を起こしてもらい、それが必然的に元気なあいさつに繋がるのではないかと思ったのです。結果は期待通りで、最初は戸惑っていた生徒たち(私の子どもも含む)も、今では自分からグーを出して、顔を上げて元気に挨拶をするようになりました。以下の写真が実際にグータッチをしている様子です!!こんな国際弁護士、なかなか探してもいないかも?!笑

PTAは、正解のない中でも、子どもたちのためにできることをしていこう、という思いから、失敗をおそれず、新しく様々な活動を行うことができる場所だと思います。それが子どもたちにも伝わると、とてもやりがいを感じます。とはいえ、ブラックボックスとなっているPTAの実態・・・・恐ろしくてなかなかはじめの一歩を踏み出せない方が多いのが実際ではないかと思います。今回は実際どうなの?!という皆さんがお持ちであろうPTAの中身をご紹介したことで、少しハードルを低く感じて頂けたのではないでしょうか?

 

 

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