この度は5日間にわたりエクスターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。

 

私は初めてインターンシップに参加したので緊張しておりましたが、中村先生をはじめ事務所の先生方、事務員の方々が優しく声をかけてくださるおかげで非常に楽しく毎日を過ごせました。最終日は、これで終わりだと思うと非常に寂しい気持ちでした。

 

事務所の雰囲気という点でも、プログラムという点でも、エクスターンシップの受け入れ先が貴事務所であったことは非常に幸運でした。契約書レビュー、訴訟についての検討に留まらず、各種会議、法律相談にも参加させていただき、より深く弁護士の実務を拝見できたと思っております。先生方にとってはリスクでしかないのにも関わらず、クライアントと接触させていただいたことから、懐の深さを感じました。

 

特に、ノースウエスタン大学のネットワーキングパーティーに中村先生と参加できたことは非常に刺激になりました。多種多様な専門分野を有する方々と仕事ができるのは、弁護士という職業の魅力であると感じます。

 

また、事務所の経営者であり多忙である中村先生と直接話す機会を多くいただけたことは非常に大きな財産になりました。こんな機会は他にないと思います。全てを語らずとも、悩みを見抜いてアドバイスをしてくださったことから、事務所経営の秘訣が学べた気がしました。

 

将来携わりたいことと、新人弁護士として取り組むことが繋がらず悩んでいた私に、それでいいと言ってくださったことには非常に勇気付けられました。また、法曹としての自分の長所の活かし方についても教えていただいたことは、就活だけでなく私の法曹としての人生のテーマになると思います。お時間を割いていただき、誠にありがとうございます。

 

アソシエイトの先生方にも大変お世話になりました。お仕事中にも関わらず質問に熱心に答えていただいたり、毎日ランチに誘っていただいたり、キャリアについてのアドバイスをいただいたり、面白いエピソードを話していただいたりと、事務所の一員のような気持ちで5日間過ごすことができました。私が就職する時も、貴事務所のような場所で働きたいと強く思いました。

 

畏怖の念を抱いていた弁護士の先生方を身近に感じることができたのは、皆様のお人柄の賜物だと思います。司法試験に合格したらお祝いすると約束していただけたので、今から楽しみにしていますし、その後も是非関わりを持たせていただければ幸いです。良い報告ができるよう、一層精進いたします。

 

反面、自分自身の不勉強にも気付かされる5日間にもなりました。それにもかかわらず熱心にご指導していただいた先生方には感謝しきれません。課題以外にも知らなかったことをたくさんご教示いただき、ロースクールではできない経験ができました。司法試験まで半年を切った今のタイミングでこのような体験ができたことは私にとって大きな意味を持ちます。意識を改めて学習に取り組んでいこうと思っております。

 

重ね重ねにはなりますが、中村先生をはじめ、事務所の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。