東京・国際弁護士・英語対応の中村法律事務所

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2025年冬季エクスターンシップ

2026.1.20 採用情報

最終更新日 2026.1.20

年明けに、ロースクールから学生のエクスターンシップを受け入れました。私たちの日々の業務を新鮮な気持ちで受け取ってもらい、私たちも刺激を頂きました。素敵な感想を頂きましたので以下、掲載を致します。

 
  • 私は、クロスボーダー案件や企業法務全般に関心を持っており、実務の現場において弁護士の先生方がどのように法的課題と向き合っているのかを学びたいと考え、エクスターンシップに参加させていただきました。そして、5日間の研修を通じて、多種多様かつ貴重な経験をさせていただき、様々なことを学ばせていただきました。
  • 第1に、法律相談に同席する中で、クライアントとの関係で求められる弁護士の役割について深く学びました。期間中、法分野や背景の異なる4件の法律相談に同席させていただきましたが、いずれの相談においても共通して印象に残ったのは、中村先生が依頼者の話を丁寧に受け止めつつも、感情に流されることなく、事実やクライアントが求めていることを冷静に整理されていた点です。即座に結論を示すことが難しい場面においても、何も言わないのではなく、現時点での見解となお検討を要する点を区別して回答した上で、今後想定される見通しを丁寧に説明されており、その姿勢がクライアントの安心感や信頼関係につながっているのだと実感しました。これらの法律相談を通じて、弁護士の役割は単に法的な答えを示すことにとどまらず、依頼者が抱えている問題の全体像を整理し、判断可能な状態へと導く点にあるのだと改めて認識しました。
  • 第2に、リサーチおよび契約書レビューを通じて、実務における法的思考の在り方を学びました。金融商品取引法に関するリサーチでは、まず、クライアントの現状を把握し、それを条文や実務上の要件に丁寧に当てはめていくことの重要性を強く意識させられました。その際、クライアントにとって有利な法的構成のみならず、不利な構成も併せて検討することで、精密なリスク分析ないし正確なリーガルアドバイスが可能となることを学びました。
  • また、国際相続に関する裁判管轄のリサーチでは、明確な正解が存在しない実務慣行の中で、どのように検討を進めるべきかを考える機会をいただきました。1つの結論に安易に収束させるのではなく、考え得るあらゆる可能性を検討し、その中から現実的かつ最善の選択肢を探っていく姿勢が求められることを学び、クロスボーダー案件特有の思考法を体感しました。
  • さらに、スポーツチームのスポンサー契約書のレビューでは、契約書における細かな文言が、将来紛争が生じた際にクライアントに多大な影響を与え得ることを学びました。契約書レビューは形式的な条文確認にとどまるものではなく、要件事実的な考え方や判例等の法律知識を踏まえた上で、契約の背後にあるリスクを想像しながら検討する必要があります。民法や判例の知識が、実務においても確実に基礎となっていることを実感し、日頃の勉強に対する解像度も上がりました。
  • そして、日々のお食事や雑談を通じて先生方のお話を伺い、業務の進め方だけでなく、事務所の日常的な雰囲気に触れられたことも印象に残っています。毎日コーヒーを淹れていただいたり、法務局への供託に同行させていただくなど、私のことを温かく迎えてくださったおかげで、研修全体を通じて非常にリラックスして臨むことができ、実りあるものにすることができました。
  • 最後に、温かくご指導くださった中村先生をはじめ、先生方、事務局の皆さまに、改めまして深く御礼申し上げます。

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